Life is like riding a bicycle.

バランスを取るために、走り続けなければならない。

背に腹はかえられぬのだよ

どーも社長さん、ハイタツです。今日かなりピンチな状況に遭遇しました。UberEATSは、配達依頼も、受取先の案内も、配達完了報告も、全てスマホ頼みです。つまり「充電の残量」が、すなわち「活動限界」と言えます。

最悪、注文を受ける前に充電がゼロになった場合は、業務終了で家に帰ればいいでしょう。しかし、注文を受けてしまった場合、特に背中に料理を背負い、お客さんの家を探している場合は、大ピンチです。私はそんな事態に備え、いつもモバイルバッテリーを刺しながら配達していますが、今回はそれでも電源が落ちました。原因はコードの断線です。しかも大ピンチタイミングで。

こんな時も、頼りになるのはコンビニです。

ミニストップさんありがとう - Life is like riding a bicycle.

ま、今回はローソンさんでしたけどね。

iphoneのライトニングケーブル、ケーブル…。と」ありましたよ。今日の走りを時給換算したら、これを買うのはためらわれますが、背に腹はかえられぬというやつです。ところがいざ買おうとしたら、財布がない。そうだ、どうせ配達中に現金など使わないし、荷物になるからという理由で、財布を置いて出てきたのでした…。なんという危機的状況。困り果てた私は、ローソンの店員さんに一縷の望みを託します。

ハイタツ:「あのーーー」

店員さん:「ハイ?」

ハイタツ:(オイオイちょっと片言だぞ?)

名札を見ると中国の方っぽいお名前が。。。(仮にリーさんとします)話が通じても言葉が通じるか分からなかったのですが、とにかく今、料理の配達中であり、まさに背中に料理を背負っての、バッテリー落ちであること。財布とお金がなく、困っていることを切々と伝えました。そしたら本当はいけないのでしょうが、お店のACに、個人の電源コード刺して貸してくださいました。本当に助かりました。しかしこの状態では、私は配達には行けません。店の電気を拝借しようとも、私には充電を待っている時間すらないのです。

そこで、私は無理を承知で言いました。

ハイタツ:「すみませんが、このコードを貸してくださいませんか?」※断線が原因なので、バッテリー自体は使える。

リー:「え?っと、あと30分ほどで上がらなくちゃなんですけど」

配達:「15分!いや10分で戻ります。リーさんが着替えている間に戻ります」

リー:「笑 ならいいですよ」

なんということでしょう。客でも何でもない見ず知らずの無一文に、結構高いiphoneのコードを貸す理由など、どこにもないと私は思います。っていうか、普通貸さないと思う。ありがとうリーさん。この場を借りてお礼させていただきます。

 無事、料理はお客さんの元に届きました。私はリーさんにお礼を言ってコードを返却したあと、断線したコードを叩き捨てて、即、この商品をポチりました。 

10cmなのは、私のこだわりです、ですがそれはまた別のお話。